最近は朝晩寒く、布団や洋服の枚数が増えてきました。
肌寒くなればやはり鍋物を思い浮かべますよね。
鍋は体が温まるし、電気鍋などが勝手に作ってくれるので、とても楽!
でも鍋が作ってくれるとは言え、具材の準備が意外と大変です。
野菜は硬さによって切り方を変えたり、魚介類は臭みを取ったりしなくてはならないですし、鍋に入れて煮始めても野菜がなかなか柔らかくならない。
そう考えると楽をしようと思ったに疲れちゃいますよね。
そこで今回は鍋物の具材を簡単に準備する方法を紹介いたします。
これを覚えると色んな鍋物にも挑戦しやすくなりますよ。
野菜の準備
具材のなかで一番準備が面倒なのが野菜です。
根菜類と葉物では切り方、厚みそれぞれです。
・大根・人参・ゴボウなどは包丁を使わずにスライサーやピーラーを使う
大根や人参の皮を剥くとき、ピーラーを使う人はそのまま具材もピーラーでスライスします。
ゴボウはスライサーでは切りにくいので、きんぴらを作る要領で切っていきます。
・キャベツも包丁を使わない
和風の鍋物の葉物野菜には白菜を使うことが多いと思うのですが、洋風やスープに入れるだけの鍋物の場合は、キャベツを使うこともあると思います。
その様な時は、キャベツの芯の部分だけを切り取り、後は好みの大きさにちぎるだけでOKです。
煮込んでしまえば形も分かりませんし、葉の切れ目が多い方が味が浸み込みやすいので、一石二鳥というワケです。
・白菜の切り方を変えると火の通りがよくなる
普段、鍋物に白菜を入れる時は縦に半分切った後、それを芯の部分から3~4センチ間隔で切っていきますよね。
葉の部分はすぐに火が通るのですが、芯の部分は意外と時間がかかります。
そのような時は、芯を少し太めの千切りにすると火が通りやすくなります。
食感を残したい場合は繊維と並行に、柔らかい方がいい場合は繊維を断つように切っていきましょう。
・レンチンでも時短ができる
これは野菜に限ったことではないのですが、寄せ鍋の様に厚めの大根や人参を使いたいときはカットした後にレンジで加熱しておきましょう。
そうすれば、他の具材が柔らかくなるころには硬い人参も柔らかくなります。
・手を加えなくていい野菜を使う
野菜を洗う、皮を剥く、切る、この作業だけでも時間がかかってしまいます。
この様な場合はもやしのようにボールに入れて洗うだけでいいような具材を加えましょう。
豆苗も根を切る必要がありますが、キッチンばさみがあれば一瞬にして準備できます。
・キノコ類は冷凍庫でキープしておく
これは鍋物の準備と言うより、キノコ類が安売りしていたとか、料理に使ったけど中途半端に残ったと言う時に冷凍してみましょう。
鍋物に使う時はそのまま鍋に入れるだけでOK。
キノコを冷凍すると、生のままの時よりも旨味と香りが増すそうなので、ぜひお試しください。
肉類・魚介類
野菜は洗ったり、切ったりするのに時間がかかるのですが、魚介類や肉類は洗うだけではなく臭みやスジなどを取るのに時間がかかるのです。
・肉類の切り方を工夫する
一口大に切ってある肉やスライスの肉類はそのまま鍋に入れればいいのですが、ブロック肉を購入した場合、繊維を切るようにカットしましょう。
そうすることで繊維の間から美味しい出汁が出ますし、繊維の間にスープが入り込むので、早く肉に火が通ります。
また一口大になっている肉を入れるタイミングはスープが沸騰する前に入れましょう。
沸騰してから肉を入れると、美味しさを肉の中に封じ込めてくれる反面、中まで火が通りにくいので食べるまでに時間がかかります。
沸騰前に肉を入れる場合は、沸騰後に灰汁が出ますのでこまめに取るようにしましょう。
・メインの肉類・魚介類に困った時はコレ
肉類や魚介類を切ったりしていると、まな板の臭い消しが面倒、いつも変わり映えしないメイン、と言う時はチルドのシューマイや冷凍餃子を使ってみるといいですよ。
その他しょう油ベースの鍋物であれば、ミートボールを鍋に入れるだけでいいですし、味もついているので便利です。
ただ、餃子の場合は余り長時間煮込むと皮が溶けて具材が出てしまう可能性があるので、火が通ったら早めに食べてしまいましょう。
そして魚介類はサバ缶やイワシ缶を入れてみるのもアリです。
身が柔らかいので、崩れてしまうもしれませんが、汁ごと入れるといい出汁が出てとても美味しいです。
その他の時短ワザ
鍋物の具材と言えば、野菜、肉類、魚介類、おでんであれば練り物が多いですよね。
その他、乾物も加えると時短にもなりますし、1品目増えることになります。
・切り干し大根
乾物は普通水で戻してから使いますが、切り干し大根は超短時間で戻せます。
簡単に水に浸して鍋に入れても加熱によって軟かくなりますし、また柔らかくなっても食感がありますので、普通の大根と違った食べ方ができます。
・お麩も楽!
お麩も簡単に水で戻せますし切り干し大根のように煮込めば柔らかくなります。
お麩には色んな種類があり、お吸い物に入れる小さい麩やめがね麩、すき焼き用のお麩もあります。
鍋物に入れるなら、油麩(仙台麩)はどうでしょうか?
一度油で揚げてあるのでスープにもコクが出ますし、油麩独特の食感も楽しめます。
そしてもう一つ、めがね麩に白エビを練り込んだお麩もあります。
これは白エビの産地にしか売られていないかもしれませんが、こちらもスープに白エビの香りと味が浸み込むだけではなく、お麩を食べてもエビの甘味と香りが楽しめます。
2021年 今年のおススメ鍋の素
・九州くまもと老舗ホシサンの「キムチ鍋の素」
今年も秋冬・数量限定商品です!
最近ではいろんなキムチ鍋の素が売られているので、悩みますよね?
そこで今年もお勧めなのが九州くまもと老舗ホシサンの「キムチ鍋の素」です。
【 特 徴 】
販売サイトでは口コミ件数の殆どが星5つで、リピーターがかなり多い商品です。
こちらの会社は味噌・醤油を製造しているので、その原料となる麹づくりに力を入れています。
その麹を使ったキムチの素は味は辛いのですが、コクがあります。
手間暇かけて作るので、数に限りがあるため期間限定・数量限定なのです。
【 価 格 】
280mlで378円です。この1本で3~4人分の鍋ができるので、リーズナブルではないでしょうか?
【 おすすめ具材 】
豚肉にも合いますし、タコやエビと言った海鮮ものにも合います。
ホルモンなども食感と旨味があってとても美味しいです。
鮭は鮭の旨味が消えるので避けた方がいいでしょう。
シメにはご飯もいいですが、うどんも合いますよ。
満腹なので少しだけと言う場合は、そうめんや冷や麦に変えれば軽く食べられます。
・まつや「とり野菜みそ」は永遠の味 具材を入れるだけの時短鍋
楽天 鍋の素 みそランキング第一位!
私の住んでいる富山県の隣、石川県の商品で、地元でも大人気です。
【 特 徴 】
インパクトがある味で、コク、甘味、油の割合がバツグンに良く、少々濃い目の味はご飯にもビールにも合います。
この味は一度食べたら忘れません。
スーパーで見かけるのですが、富山県ではいつも品薄状態です。
また作り方も簡単で、とり野菜みそを水で薄め、煮立ったら好みの肉類、野菜類を好きな大きさに切って鍋に入れるだけです。
【 価 格 】
1袋350円で3~4人分が作れます。
【 おすすめ具材 】
お肉は鶏か豚がおススメです。
コクのあるみそなので、さっぱり系の具材がよく合います。
【コメント】
このとり野菜みそは、家族で鍋を囲むときにもいいのですが、時間がない時に肉と野菜を入れるだけで十分味わえるのがいいですね。
地元石川県の大型スーパーでは、秋口になると陳列棚にこの商品がズラーッと並びます。
箱買いをするお客さんは珍しくありません。
辛口も程よい辛さなので、お子さんも食べられます。
・時にはカレー鍋もお勧め ストレートタイプのスープで最も時短!
こちらは誰もが知っているCoCo壱番屋監修のスープの素です。
カレー専門に作っているお店なので、味には自信アリです。
具材を切って入れるだけのストレートタイプなので、最も時短でできる鍋物でしょう。
【 特 徴 】
だしに豚肉、チキン、かつお節を使用しているので、洋風を少しマイルドにした味わいです。
スパイシーと言う事ですが、辛い物が苦手なかたも食べられるような辛さになっています。
【 価 格 】
1袋役350円で3~4人分が作れます。
10袋で購入すれば3,456円と少々お得価格です。
【 おすすめ具材 】
基本的に何でも合います。
肉類を入れれば、カレーのスパイシーさが肉の脂身と調和されて辛味がマイルドになります。
カレーの具材を考えれば、海老やイカなどの魚介類も美味しいです。
メインの野菜は白菜よりもキャベツの方が合うでしょう。
送料無料 ダイショー CoCo壱番屋監修 カレー鍋スープ 750g×10袋入 ※北海道・沖縄・離島は別途送料が必要。
また、カレー味だけでは物足りない方には姉妹品に「チーズカレー鍋」もあります。
プロセスチーズを始め、チェダーチーズ、カマンベール、ゴーダーチーズなど色んな種類のチーズを加えたスープです。
スパイシーながらもコクがあるので、大人から子供まで楽しんで味わえます。
濃厚なスープなのであっさりした肉や魚介類にも合います。
送料無料 ダイショー CoCo壱番屋監修 チーズカレー鍋スープ 750g×10袋入 ※北海道・沖縄・離島は別途送料が必要。
まとめ
いかがでしたか?
私もいつも肌寒くなれば「今日は簡単に鍋にしようかな」と思ったり、暑い日だと「具材を入れるだけでいい辛いキムチ鍋にしようかな」と思うのですが、いざ準備をすると意外と時間がかかってしまいます。
特に寄せ鍋の場合は、見た目の彩も気にするので更に時間がかかってしまいます。
ですので鍋の準備が整った時にはちょっとした疲労感を感じます。
でも時短で準備できる材料や調理方法が分かれば、気が楽になりませんでしたか?
時短の調理方法さえ覚えておけば、時間がない時だけではなく、仲間が集まった時にも簡単に準備できるのでいいと思います。
ですので季節を問わず、お好みの具材を選んで暖まる鍋、スパイシーな鍋を楽しんでみて下さい。
※ちなみに私は地元愛ではなく、とり野菜が絶対的にお勧めです。
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