ワンちゃんの足は地面を蹴って速く走る機能や急に止まるためのブレーキ機能があります。
またジャンプしたり飛び降りた時の衝撃を吸収するためのクッション的な機能も持ち合わせています。
室内で飼う際、どの様な床材がワンちゃんにとっていいのでしょうか?
床材を選ぶ時のポイント
・衝撃を吸収してくれる
ワンちゃんがジャンプしたり、椅子から飛び降りた時の衝撃で、足首を痛めないためです。
・滑りにくい
ワンちゃんが駆け回って曲がるときなどに床が滑りやすいとグリップが効かず、これも足首を痛めたり、体が流されて家具や壁にぶつかるのを防ぐためです。
・爪のひっかきキズにも耐える性質があること
ワンちゃんが元気いっぱいに走ったり、おもちゃで遊んだりするとどうしても床にキズがつきます。
人間が歩くのと状況が違うので、耐久性が必要となります。
・汚れなどが落としやすい
散歩から帰ってきてそのまま家に上がったときとか、粗相をしてしまった時に簡単にキレイにできると便利です。
ではいくつかの床材のなかで、我が家のワンちゃんにはどれが合うのでしょうか?
ワンちゃんにおすすめの床素材
超おススメその① コーティング剤
こちらは木製の床に限ってなのですが、塗るタイプです。
これを塗ると
◆滑り止め効果
◆爪のひっかき傷を防ぐ、
◆撥水効果なので汚れは拭き取るだけ
◆舐めても大丈夫
など色んなメリットがあります。
またワンちゃんへの効果だけではなく
★階段の滑り止め
★撥水効果があるので、窓の結露による木の腐敗防止
★バスマットの下
これらにも十分対応できます。
そして塗るだけで光沢も出ますので、部屋がキレイに見えます。
我が家は1室だけが和室で、あとは全てフローリングなのでコレが1番のお勧めです。
以前、古くなってきた床にホームセンターで購入したニスを塗った経験もあるので、素人でも女性でも簡単に出来ます。
万一、失敗しても塗料は透明ですし、月日が経てば徐々に薄れていくので、安心して塗れると思います。
ペット用滑り止め わんわんスベラン小・中型犬用 お手軽セット(500ml缶、平面ハケ、トレー)送料無料!※北海道・沖縄を除く
おススメその② タイルカーペット
タイルカーペットとは名前のとおりタイル状のカーペットなので、汚したとしても、その部分だけを外して洗うことができます。
そしてカーペットの毛の長さも短いので、ワンちゃんの爪がひっかかることもありませんし適度な硬さなので、飛び跳ねて足首を痛める心配もありません。
こちらのカーペットはペットのことも考えられた商品なので、おすすめです。
我が家も、冬場は玄関フロアにこれを敷くのですが、毎年2匹のワンちゃんは歩く感覚が変わったのがうれしいのか、敷いた部分だけを行き来して遊んでいます。
【送料無料】【ペット対応】東リ 洗えるタイルカーペット アタック270キャンバスファイン(スマイフィールアタック260シリーズの継承品)
おススメその③ クッションフロア
クッションフロアと言うのは、小さな店舗などの床に貼られている柔らかめの床材です。
これはビニール製なので、汚れや水分も簡単に拭き取れます。
また、ビニール素材は適度な硬さもあるので、こちらも足首に負担はかかりません。
最近では様々なデザインのものが出回っているので、お部屋に合った商品が見つけやすいです。
こちらの商品もカラーバリエーションが豊富なので、お部屋に合わせて選べる他、複数のカラーを組み合わせることも可能です。
また、通常の商品にはない消臭効果やカビ・菌の抑制効果もあるのでおすすめです。
裏面は薄い粘着性のシールになっているので、軽く置くだけでズレなくなりますし、不要になれば簡単に取ることもできます。
貼ってはがせるフロアパネル 45×45cm 微粘着 同色16枚セット(4枚入×4) 床暖対応 送料無料!※北海道・沖縄を除く
おススメその④ 場所や用途に応じて変える
ワンちゃんがまっすぐ走っている場所はフローリングのままでもいいでしょう。
しかしテーブルの周りをクルクル走ると、足腰に負担がかかります。
この様な時は、テーブルの周囲だけのカーペットを敷く、と言う方法もあります。
また遊び好きなワンちゃんの場合は、よく遊びまわる部分にポイント的にタイルカーペットやフロアマットを敷くのもいいでしょう。
床材を選ぶ時の注意点
☆床材を選ぶ際、時にカーペットは大きめのものを選びましょう。
カーペットの上は滑らないのですが、フローリングとカーペットが密着していないのでカーペットが滑るとワンちゃんの足腰に衝撃を与えます。
大きいものがない場合は、しっかり滑り止めをしておきましょう。
☆どの床材も善し悪しがありますが、クッションフロアは長期間重いものを置いておくと、その部分だけヘコむ習性があるので覚えておきましょう。
まとめ
よさそうな床材がありましたが、ワンちゃんの行動や大きさによって、選ぶ素材が絞られてくると思います。
わんちゃんの使いやすさを考えながら、お部屋に合ったものにしてみましょう。