お酢には成人病、ダイエット、そして視力回復にも効果があります

お酢を使った料理って好きですか?

男性で酢の物が好きと言う方はあまり見かけません。

でもお寿司の酢飯は嫌いではないのですよね。

女性はフルーツでも柑橘系が好きと言う方が多いので、酢の酸味はそれほど嫌いではないようです。

しかしこのお酢、酸っぱいと言う印象が強いのですが、人間が健康でいる為に必要な栄養が含まれているのです。

そこで今回は、健康が気になる方、健康効果を知って簡単にお酢を摂り入れたいと言う方にお酢の栄養とお酢を使ったカンタン料理を紹介します。

ぜひ参考にしてみて下さい。

お酢の健康効果

《疲労回復》

人は、ある一定以上の運動や肉体労働をすると、疲労を感じ、場合によっては、疲れがなかなか抜けない時があります。

これは、疲労物質である「乳酸」がたまるのが原因で、お酢に含まれるクエン酸は、この乳酸を燃焼してくれるのです。

《腸内環境改善》

お酢には腸内で炭酸ガスを発生させる働きがあります。

この炭酸ガスが腸内を刺激してくれるので、便秘にも効果があります。

また、お酢に含まれる酢酸は悪玉菌の増殖を抑え、老廃物を外へ出す働きもしてくれるので、腸内環境がよくなります。

腸内環境が良くなると、新陳代謝も良くなり、血行も良くなります。

そうすると自然と冷え性も軽減されていくのです。

《血糖値の上昇を緩やかにする》

油っこい料理や炭水化物の多い料理を食べる時、お酢を使った料理を一緒に摂ると、急激な血糖値の上昇を抑えてくれます。

これは、糖質の細胞が、お酢の力によって分解され、消化の流れを遅くしてくれていると考えられます。

《減塩効果》

塩分を摂りすぎると、むくみ易くなるだけではなく、腎臓機能が低下したり、成人病の
リスクを高めます。

塩分を減らした料理に、お酢を代わりに少々加えるだけで、塩気を補ってくれます。

例えば、ポテトサラダを作る時、塩コショウとマヨネーズの量を控え、お酢を加えると
塩気を補ってくれると同時に、マヨネーズの酸味も補ってくれます。

他にも食欲増進、代謝の活性化、カルシウムの吸収率を上げる などの効果もあります。

それでは、一日にどれ位摂取し、どの様に取り入れればいいのでしょうか?

お酢の上手な摂り方

摂取量と効果は、比例するわけではないので、1日に大さじ1~2杯位を目安にしましょう。

大さじ1~2杯ですと酢の物の汁も飲めば1杯位はいくのではないでしょうか?

酢の物以外にも酢を少々加えるだけで美味しくなる料理や、成人病などを防げる使い方があるので次の章で紹介いたします。

お酢を使った簡単料理

・お酢ドリンク

一番簡単な摂り方としては、お酢ドリンクです。

お水にお酢とはちみつ 又はメープルシロップを混ぜるだけです。

穀物酢、若しくはほのかに香りがする、リンゴ酢でもいいと思います。

お水を炭酸水に替えると、ソーダのようになります。

分量も好みなので、初めは薄めに作り、徐々に濃度を上げていったほうがいいでしょう。

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・酢 飯

家庭でちらし寿司手巻き寿司を作るのもいいと思いますよ。

お寿司に限らず、いつものご飯に少々垂らして、肉料理などの油っぽい料理と一緒に食べば、さっぱりと美味しいです。

・ドレッシング

野菜サラダのドレッシングにも使えます。

オリーブオイルとお酢に、塩コショウを加えるだけで、イタリアンドレッシングができます。

これが物足りない場合は、玉ねぎや人参をおろして混ぜればオリジナルドレッシングができます。

・青魚の酢入り煮

これ、おすすめです。

青魚の頭と内臓を取り除き、大きい魚は適当な大きさに切ります。

これをダシ醤油で煮た後(小さい魚は、骨が柔らかいので5分ほどでOKです)、最後にお酢を加えて火を止めれば出来上がりです。

これによって、青魚の脂っぽさがさっぱりとするだけではなく、骨まで食べられますので、カルシウムも吸収できます。

・手羽元のさっぱり煮

これは手間いらずです。

鶏の手羽元をしょう油で煮て、最後にお酢を加えてひと煮立ちさせれば完成です。

手羽元にお酢を加えることで、油がさっぱりとし、肉も骨からほぐれやすくなります。

火を止める前に茹でたほうれん草を添えると、彩もよくなります。

お酢の香りは残りますが酸味はなくなりますので、いくらでも食べられるかもしれません。

・ラーメンにも!

お酢を入れてラーメンを食べる人って時々いるのです。

これも油っぽさをさっぱりさせるのでいいですよ。

それだけではなく、麺と油は血糖値を急上昇させる原因のひとつです。

そこにお酢を入れることで、お酢に含まれる食物繊維が血糖値の急上昇を防いでくれるのです。

成人病の疑いがある人はぜひお酢を入れて食べて下さい。

・納豆にも!

これは、私がテレビで放映していたのを試している1品です。

納豆にスプーン1杯ほどのお酢を入れるだけです。

これは何がいいかと言うと、視力回復に効果があるのです。

テレビを観た翌日から、毎日夜に1パックの納豆酢を試してみました。

するとちょうど一か月後の健康診断で両目とも、1.0から1.5になったのです。

9年前の健康診断で視力が落ちて医師に相談したところ、「年齢的に回復しない」と言われ半ば諦めていたのですが、テレビの内容は間違っていませんでした。

翌年は、パソコンの使い過ぎのせいか、片目だけが1.2に落ちてしまいました。

一か月で効果が現れるようです。

注意点   

お酢は原液では飲まないでくださいね。

原液で飲むと、お酢に含まれる酢酸が歯の表面のエナメル質を溶かす恐れがあります。

これによって、虫歯になる事もあります。

また、お酢が胃に入ると酢酸の作用で胃壁が荒れます。

胃痛の原因にもなりますので、くれぐれも原液の摂取はやめましょう。

まとめ   

お酢は健康だけでなく、美容にも良いのです。

お酢を作る工程では発酵を繰り返し、熟成もするので体にいい栄養素がたくさん含まれているのです。

日々の食生活に、ほんの少しお酢を加えることで、健康になるのであれば、とても簡単な健康法だと思いませんか?

「この料理にお酢が合うかも!」と思ったら、どんどん試してみて下さいね。

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