犬のそのあくび 病気かも!状況を見て正しい対処をしてあげましょう

ワンちゃんと遊んでいる時に「あくび」 散歩中に「あくび」叱っている時に「あくび」。

ワンちゃんは夜型だから、日中は眠いのね。

ではないのです。

ではワンちゃん達は、どんな時にどんな気持ちを伝えようとあくびをするのでしょうか?

ワンちゃんがあくびをする状況とその心意

・単純に眠い 酸素不足

これは人間も同じです。

犬は夜型の動物なので、昼間は眠いのです。

また退屈や疲労が原因で、脳の働きが鈍り、あくびをすることで脳に酸素を送っているのです。

ドッグランなど無酸素運動後にも、あくびをすることがあるのです。

・対 策

この様な場合は、たっぷりと散歩してあげるかいっぱい遊んであげましょう。

夜型で日中に寝るワンちゃんですが、寝床のそばでテレビの音や、おしゃべりの声が大きいといい睡眠ができません。

音量を下げてあげましょう。

・ストレスや怒られていることを示す

ワンちゃんがあまり好まない病院や、トリミングサロンへ行ったときは、ストレスを感じています。

また、ワンちゃんが悪いことをして叱っている時、あくびをすることがあります。

これは「また始まった~」と言う意味ではないのです。

その状況に対してストレスを感じたため、「もう止めて~」と言う意思表示なのです。

・対 策

動物病院やトリミングサロンの場合は、診察やトリミングが終了した時に、頑張ったことを褒めてあげましょう。

悪いことをした時は、いつまでも怒らず、「ダメ」「やめなさい」などと短く、分かる様に叱りましょう。

同じ単語を使えば、効果的です。

・犬同士の平和交渉

散歩中に他の犬と出くわし、相手の犬が威嚇しているのにあくびをする場合は、「うっとうしい~」と言う意味のあくびではありません。

緊張をほぐすと同時に、「争うつもりはありません」と相手に伝えているのです。

・対 策

ワンちゃんに声をかけて移動しましょう。

また初対面のワンちゃんが寄ってきそうなときは、ワンちゃんの気を逸らしながら他のワンちゃんに近づけないようにします。

でも日頃から中の良いワンちゃんとはコミュニケーションを取らせてあげましょう。

・病気のサイン

これは飼い主さんの対応では負えない内容もあります。

・あくびの回数が増える

血液中の糖分が不足し、そのため脳の酸素が不足しているのです。

それを補おうと一生懸命あくびをして、脳に酸素をおくっているのです。

・歯の不調

ドッグフードの残りかすが原因で、虫歯、歯周病になっていきます。

口臭がキツくなったと思っている時に、いつもと違うあくびをしたり、軽く歯を触っただけでも「キャン」と鳴くようであれば、口内が原因です。

・貧 血

こちらも酸素不足が原因です。

貧血の場合は、おしっこの色が濃い、呼吸が速い、そして歯茎や口腔内が白っぽければ貧血の可能性が高いです。

・うつ病

口臭もキツくない、舌の色も正常。

でもあくびが多い。

これはうつ病の可能性が高いです。

原因はストレスです。

留守番が多い、散歩時間が短い、スキンシップが足りない。

などが挙げられます。

食欲が低下したり、元気がなく、あくびが増えた。

でも病院では原因が分からない。

この様な場合は、人間と同様にうつの可能性が高いのです。

まとめ

叱ったいる時や散歩中にあくびをするのであれば、状況を変えていけば対応はできます。

しかし、口腔内や体調の変化がみられる時のあくびは、病気の可能性が高いので、異変に気付いたら,病院へ連れてってあげましょう。

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