飼い主さんが帰宅したとき、部屋が散らかっていたことはありませんか?
我が家では時々ですがペットシーツを破いていたり、ゴミ箱から見えていたものがベッドの上などに移動しています。
これらの原因の1つは退屈でつい目の前のもので遊んでしまう。
もう一つは寂しさからくるストレスと言うのが多いでしょう。
でも飼い主さんはその場にいないので、はっきりとした原因はわからないのです。
その他にも私が帰宅すると愛犬のトイプードルが柔かいウンチをしていたり、少量ですが嘔吐をした跡が見られます。
このような場合、その行動の前後が分かれば原因も解ることだってあります。
しかし飼い主さんも仕事だったり、用事があったりと外出しなければならないのでずっと見張っている訳にはいけません。
そこで今回紹介するのは、飼い主さんに替わって愛犬の見張り番をしてくれるFurboのドッグカメラを紹介します。
商品の特徴
・高さ 約23cm
・幅・奥行13cm~15cmの楕円形
コンパクトなのでどこに置いても邪魔になりません。
ボディは硬い材質のプラスチックでできていて、フタは木製になっています。
なぜフタかと言うと、Furboは飼い主さんに替わって見張り役だけではなく、おやつ係もしてくれるのです。
Furbo公式ページによると入れておくフードは1cm~1.5cmサイズの粒がちょうどいいそうです。
一度にたくさん出したくない場合は、粒の大きさを2cmほどにすると言いそうです。
設定はとても簡単
準備するものは
・Furbo本体
・スマホ及びタブレット
・家のネット環境+Wi-Fi環境
・メールアドレス
これらがあれば大丈夫です。
あとは説明書通りにアドレスを設定したり、タップしていくだけで設定は完了します。
主な機能
①カメラで監視機能
カメラで監視できるだけではなく、写真も撮れるし動画も撮影できます。
カメラを見た瞬間ふとカワイイ仕草をしていたら撮っておくといいですね。
愛犬の可愛らしい姿を撮影して自慢しよう!【Furboドッグカメラ】
②最大4台まで接続が可能
2020年8月以降に発売されたものは4台まで接続が可能になりました。
そうすることで家族全員が監視することができます。
一人の場合でもスマホとタブレット2台を設定しておけば、外出時はスマホだけ持って行けばいいので不便さは感じません。
③給仕機能
スマホやタブレットに映っている画像の中央下のボタンをスワイプすると、本体からおやつが出てきます。
一度に与えたい量や粒などを決めて与えたいときは、粒の大きさで調節するといいでしょう。
これはドライフード対応です。
④スピーカー機能も重宝
ワンちゃんが退屈そうにしていた時に話しかけると、ピクッとなって辺りをキョロキョロするかもしれませんね。
また何かイタズラをしていた時に「ダメ!」って言えばイタズラへの注意が解けるので止めさせることも可能です。
⑤ドッグシッター機能(月額制)
これはペットグッズにしては優れものです。
1.ファミリー通知
2.ドッグセルフィー通知
3.ドッグアクティブ通知
犬が活発に動いていたら通知が届く機能。
外出場所でいつも気にしてスマホをチェックしなくても、何か変化があれば自動で教えてくれる機能です。
但し、設置をケージの真ん中にておくと、愛犬がちょっと動いただけでも通知がくるのでオフ推奨です。
4.ワンワン警戒通知
愛犬が警戒して1分間以上吠え続けると通知が届きます。
家になにかあった可能性がある通知ですが、外で工事などが始まり大きな音に吠えている場合もありますので、確認の為用ですね。
5.ワンワン鳴き声通知
愛犬が「クーンクーン」と悲しげに泣いている時に通知が届きます。
この通知はヒヤヒヤさせられますね。
でもFurboを設置する目的は飼い主さんが外出中に何か異常がないかを監視するためのものなので、不可欠な機能です。
6.ワンワン遠吠え通知
愛犬が遠吠えしている時に通知が届く機能です。
犬がはよくパトカーなどのサイレンに反応しますね。
これは犬の鳴き声の周波数と近いので仲間だと勘違いをし吠えているのです。
もう一つは寂しい時にも遠吠えをします。
同じ遠吠えですが、よ~く聴いてみると寂しさの遠吠えの方が鳴き声が弱いです。
この遠吠えも状況を把握しておき、寂しさからの遠吠えであれば何か対策を考えてみましょう。
7.緊急ホーム通知
家事やガス漏れが発生した際に通知が届く機能です。
この機能は緊急時を知らせてくれることによって、ワンちゃんが無事でいられる確率がかなり高くなります。
カメラで状況が確認できたら対応してくれる機関に連絡しましょう。
8.緊急ドッグ通知
犬の様子がおかしい状態で通知する機能
これが一番欲しかった機能だと思います。
ただし2020年10月現在は未実装ですので、購入の際はよく説明書などを確認しましょう。
この様な機能がついているので、飼い主さんは緊急時には優先的に診てもらえる動物病院を探すか、かかりつけの病院で確認しておきましょう。
Furboを使うにあたってのメリット・デメリット
ここでは購入者の感想を抜粋して紹介いたします。
①ペットの監視だけではなく、防犯対策にもなる。
外出先からペットの様子を見ている時に、不審な影や不審な音なども察知できるので、防犯対策になります。
②マイク機能が効果的
ペットを監視していて、何かいたずらを始めた時に「ダメ」と言えばいたずらからの集中が途切れるでしょう。
なので遠隔操作でいたずらも最小限に防げると言うワケです。
③暗視機能も便利
Furboには暗視機能がついています。
この機能があると飼い主さんの帰宅が遅くなり、部屋の電気を点けてこなかった場合にも映すこともできますし、夜の防犯対策にも効果を発揮します。
デメリットと対策
①おやつの匂いに反応
最初は飼い主さんがいないのに声が聞こえるので警戒心を示すようです。
しかし次第に慣れて来てしかもおやつなんか出て来るので、Furboの傍から離れなかったり、前足で引っ掻いておやつを取ろうとするそうです。
【対策】
ペットの手の届かない場所に設置し、尚且つおやつがちゃんと床やエサ入れに入るように考えてみましょう。
②カメラが可動式ではない
全く動かないので死角と言う場所が出てきます。
そうなると見えない場所で何かをしていても察知できないのです。
【対策】
まずはカメラを広域に映るように離れた場所に設定します。
そうると対象物が小さく映るので、カメラをズームにするか、タブレットに替えてみましょう。
③値段が高い
1台27,500円です。
可愛い愛犬のためとはいえ、少々お高いような気がします。
【対策】
対策としてはキャンペーンや割引価格などのサービスを時々しているので、そのチャンスを見計らって買う方法はあります。
まとめ
いかがでしたか?
可愛いペットのためにそして家の防犯のために1台あると安心ですね。
画像を見られるだけではなく、声もかけられるし、お腹が空いた時にはおやつもあげられる等の機能がついているのです。
なので飼い主さんも少しは安心して外出できるのではないでしょうか?
デメリットのおやつに反応するのにはちょっと困りものですが、なるべく匂いのしないものを選ぶといいでしょう。
可動式ではない点も離れた場所に設置すれば何とかクリアできそうですね。
あとは価格です。
この価格を高いと思うか安いと思うかは人それぞれです。
決してお安い買い物ではないと思いますが、ペットの安全を考えれば妥当とも言えるでしょう。