老化を止めることは出来なくても、遅らせることは、十分に可能です。
まだ若い方も加齢が進行する原因を知っておけば、早い時期から老化を遅らせることができます。
老化を遅らせるには・・・
◆ 老化を遅らせる3つの条件 ◆
①【低カロリーな食事】
カリフォルニア大学の研究で、低カロリーの食事は、エネルギー代謝の維持と老化防止に効があると発表しています。
おいしい食事、間食を満腹になるまで食べる生活を続けていると、胃腸は消化に多くのエネルギーを使い、常に働いていますので疲れてしまいます。
肝臓も、毒素を体外へ排出するのに必死です。
また、この生活によって蓄積された体脂肪の影響で、成人病になる可能性が高まります。
ですので、内臓や体に負担をかけない食事が必要なのです。
カロリーが不足しても、体には余分な糖分、脂肪分がありますので、これらをまず消費するので、飢餓にはなりません。
カロリーが低いだけではなく、バランスの良い食事を摂るよう心掛けましょう。
②【適度な運動】
若い人でも、運動をしなければ、次第に筋肉は落ちます。
加齢によって減っていく筋肉量は、食い止めるのは難しいのですが、残された筋肉を鍛えることで、老化を遅らせることは十分に可能なのです。
だからと言って、過激な無酸素運動は、血液が心臓に送られる速さが低下していますので、危険を伴います。
まずは散歩から始めて、距離を伸ばし、速度も上げられるようであれば、ウォーキングにトライしてみましょう。
太ももや腹筋の筋肉は、最も減りやすいので、歩く、動くを実行しましょう。
歩くことは、脳にも大きく影響し、歩くことを止めると、脳の働きも次第に衰えていきます。
そして、最も大切な心臓も、実は運動が必要なのです。
心臓は、入ってきた血液をきれいにし、体全体に送り出すポンプの働きで、筋肉を維持しています。
ところが、体も動かさずジッとしていると、心臓の動きが弱まり、徐々に筋肉も低下していきます。
そうなると、ポンプの働きが弱まり、きれいな血液を送り出せなくなるのです。
③【質の良い睡眠でストレスなし】
ストレスは、運動や食事以上に老化と大きく関っています。
これらを減らしてくれるのが睡眠なのです。
メラトニンと言うホルモンは、夜になると自然に分泌されます。
このホルモンは活性酸素を除去してくれる作用を持っています。
活性酸素とは、ストレスや疲れによって発生するもので、これが原因で体内の酸化が進み、老化しやすくなります。
メラトニンが分泌される夜に床につき、朝日とともに起床するリズムを習慣化しましょう。
満腹のままの就寝は、内臓が休まりませんし、飲みすぎての就寝は、熟睡した様でも身体は疲れが残ったままです。
質の良い睡眠は、疲れやストレスを取るだけではなく、お肌の新陳代謝も活性化しますので、心がけて実行しましょう。