最近数多く出回っているサプリメント。
これらは本当に体にいいのでしょうか?
危険性などの実態について紹介していきます。
サプリメントに危険性があると思われるもの?
《キトサン》ダイエット関連
成分がエビ・カニなどの甲殻類に含まれる不溶性の食物繊維なので、エビ・カニアレルギーを持っている場合は、アレルギー反応を起こす可能性があります。
《クロレラ》
細胞壁が非常に硬いため、消化分解がしづらく、過剰に摂取すると、肝機能障害を起こす可能性があります。
《価格が著しく高いもの・低いもの》
「高いから高品質だろう」と言う消費者の心理をついたものも出回っています。
また逆に価格が安すぎるものは、それ未満の原価で製造しているワケですから、何をしようして、どの様に製造しているのか見当もつきませんし、安全面が心配なので、避けたほうが良いと思われす。
《添加物》
サプリメントにはカプセルや粉末、糖衣錠などがあります。この錠剤を固めるための凝固剤や保存料の中には添加物が含まれます。サプリメントに限らず、添加物を多く摂取すれば、肝臓に負担がかかり、代謝が悪くなります。食品添加物もそうですよ。
《飲み合わせ》
これは、サプリメントそのものの危険性ではないのですが、サプリメントの効果を阻害する食品もあります。
一例として、脳の働きや様々な部位に効果があると言われる、青魚に含まれるDHAや・EPAです。
これらは、血液をサラサラにする作用もあるのですが、抗凝固剤を飲んでいる人が併用すと、凝固作用とサラサラ作用が反発し、出血などの副作用を起こす可能性があると言われていす。
サプリメントに限らず、最近出回っているDHA入り加工食品との併用にも注意が必要だと思われます。
サプリメントが自分にとって必要かを判断する材料
サプリメントが必要と思われる状態
特定の食品を様々な理由で避けていて、その不足を補う必要がある場合
(ベジタリアンや、動物性脂肪を摂らない人には、ビタミンB12)
ただ、サプリメントを選ぶ前に食事内容を見直す必要があると思います。
それでも「○○が不足している」と感じる方は、病院で処方されたものを服用するか、薬局で「医薬品」と記載されたものの中から選ぶようにしましょう。
サプリメントは不要だと思われる状態
食事に気をつけている方
「マルチビタミン」等は要らないと思います。
仮に不足していたとしても、少量のビタミン剤程度で十分です。
日本人だけに限らず、私達の多くは栄養過多はあったとしても、栄養不足はないのです。
あるとすれば、栄養の偏りと運動不足でしょう。
偏食しているからと言って、胃腸薬のようにサプリメントを飲んで安心している人もいると
思いますが、それではいつまで経っても、健康体になれないのです。
サプリメントはあくまでもサプリメントだと言うことを認識すれば、おのずと自分にとって本当にサプリメントは必要なのかどうかが見えてくると思います。