毎年11月に入ると寒さを感じる日が増えてきます。
この時期は朝と夜に暖房をつければそれほど寒くはないのですが、これからはどんどん寒くなるので、対策を考えなければいけませんね。
そこで今回は寒さ対策をしなければならない場所とその方法を紹介します。
私は家の隅々まで寒さチェックをしたので、ぜひ参考にして下さい。
なぜ冷える?
寒さの原因と言うのは、どれだけ外気温の影響を受けるかによって左右されます。
木造の家と鉄筋の家とでは、鉄筋のほうが外気の影響を受けますし、また隣に建物がある場合とない場合でも違ってきます。
屋内でも最上階は屋根があるだけなので、外に近い分1階より寒さが増します。
逆に1階は上階があるので暖かい空気も逃げないのですが、床は床板だけの厚みしかないので、底冷えを感じます。
この様な原因から部屋がなかなか暖まりにくく、寒さを感じるのです。
ではどのような対策をとればいいのでしょうか?
場所別 対策法
フローリング🔥
フローリングは一番冷えを感じる場所です。
一番簡単な方法はマット もしくは絨毯を敷くことです。
通年で敷く場合は、ウールや毛の長いものよりも毛の短いもののほうが掃除もしやすく夏場も暑く感じられません。
また冬場だけ敷く場合は、部屋全体ではなくても中央だけでも暖まり方が違います。
薄手でリーズナブルな商品でも、マットの下に断熱シートを敷いても、底冷えはかなり防げます。
私は2畳用の薄手のラグマットを購入し、100均で断熱シートを購入し敷いています。
薄手の場合は洗濯機で洗えるところがメリットですね。
断熱シートも毎年交換しても一年で110円なのでお得です。
廊 下 🔥
廊下は通るだけの場所ですし、トイレ等も使用頻度は低い場所です。
でも、部屋から出て廊下が寒いと体に力が入ってしまいませんか?
このような場合は、タイルカーペットがいいと思います。
ロングサイズの絨毯もありますが、見栄えがいい分値段も高めです。
その点、タイルカーペットはリーズナブルなだけではなく、好きな大きさに切ることも出来る商品もあるので、色んな場所に使えます。
表面が短い毛状になっているので、見た目も悪くありません。
これも洗濯機で洗えるので、便利です。
私は白いタイルカーペットを廊下の中央に並べて敷いています。
壁が白なので、全面に敷くと真っ白な空間になるので、敢えて中央だけにしました。
色や置き方次第で色んなバリエーションが楽しめるので、面白いですよ。
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壁 🔥
最近の住宅は気密性が高いので、暖房の効きもかなりいと思いますが、部屋間の壁はそこまでの性能をもってない場合もあります。
最近気づいたのですが、壁を触ると思ったより冷たいことがわかりました。
このような場合は、家具などの配置を変えれば解決します。
家具を置くと、厚い壁代わりになって外気を遮断してくれるのです。
しかし大きな家具の移動なんて簡単にできるワケはないので、せめて腰から下の部分だけでも変えてみませんか?
床から近い場所を変えるだけでも違ってきますよ。
家のペット用ベッドも壁のそばにあるのですが、壁側の窓枠からフリースを下げただけでもヒンヤリ感がなくなりました。
窓 🔥
窓からの冷気は窓ガラスが外気によって冷え、それが屋内に伝わることと、サッシの隙間からの風が原因です。
ペアガラスに替えるのが一番の解決方法ですが、なかなかそうはいきません。
サッシの隙間風は、しっかりと施錠すれば殆どが防げます。
ガラス面の対策ですが、以前100均で「窓用断熱シート」と言うものを見つけたのです。
霧吹きでガラス面を濡らし窓に貼った後、シートとガラスの間の水気を抜けばOKなのです。
とても楽なのですが、部屋が暗くなるのと、日数が経つと水分が乾き剥がれ落ちてくるというデメリットがありました。
そこで、また見つけたのがビニールカーテンです。
いたってシンプルで、ビニールカーテンをつっぱり棒やカーテンレールに通すだけなのです。
ビニールなのでハサミで長さ調節をすることが出来ますし、何よりも良かったのが透明なので、暗くならないことです。
寒い時期に屋内が暗いのって気分も暗くなりますよね。
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ド ア 🔥
ドア、扉の寒さ対策はやはり隙間テープですね。
最近では素材も幅も色々種類があるので、使い分けができて便利です。
よく出回っている商品でスポンジタイプとモヘアタイプがあります。
スポンジタイプはちょっとした隙間風であれば十分対応できます。
しかし隙間が広くなると、スポンジだけでは風を防ぐことはできないので、モヘアタイプを使ってしっかり寒さをガードしましょう。
見落としてはいけない場所
屋内ドアのガラスと枠⛄
意外と気づかない場所を発見しました。
我が家の廊下からダイニングへ入るドアなのですが、外枠の隙間風は防いだのになぜか風が入ってきたのです。
怪しい場所を順番に手の平で確認したとこと、ドアの真ん中にあるガラスと枠の隙間だったのです。
年季が入った戸やドアの場合は、ここからも風が入ってきます。
原因は硝子の厚みよりもガラスをはめる溝幅が広いためです。
対策としては、木枠とガラスの隙間を片側から埋めることです。
まずは四隅を埋めて、それでも風が入るようなら更に4か所埋めると言う風に増やします。
我が家は手っ取り早く串の先を四隅に差し込んであります。
隙間に透明な接着剤を入れて乾くまで押せば、隙間は接着剤で埋まりますし、固定されたのですぐに隙間ができることはありません。
玄関扉の隙間⛄
我が家の玄関扉はアルミの引戸です。
特別古いわけでもなく、寒さ対策を必要とする場所ではなかったのですが、玄関からのびる廊下がどうも寒いのです。
土間が原因だろうとよーく見ていたら、戸の下に開口を発見したのです。
引き戸のレールには端をカットして掃き出し口が作られているので、その隙間から風が入っていたのです。
この穴からの寒さ対策はとても簡単。
引き戸にビニールテープをのれんのように垂らして貼り、戸を閉めた時に掃き出し口から冷気が入らないようにしました。
そうすれば戸を開けても外れず、閉めれば風をシャットアウトしてくれます。
これでかなり寒さが防げました。
玄関ドアの場合は、このような隙間風はないと思います。
まとめ
いかがでしたか?
家の中の寒さには、家の造りが原因の場合と、隙間風などちょっとした見落としによる原因が考えらえます。
家の造りを直すにはかなりの費用がかかります。
しかしちょっとした見落とし部分を探して、リーズナブルなグッズで対応すれば、寒さはかなり軽減されます。
冷気は下に集まるので、まずは床の対策から始めてみませんか?