健康診断の結果には体脂肪やコレステロールの値が記載されています。
女性は体重を気にするようですが、男性はやはりこの数値です。
明日から気を付けようと思いながら、1年が経つのではないでしょうか?
これまでの食生活を変えるとなる、精神的にも大変だと思うかもしれません。
しかし考え方を変えれば、意外と簡単なのです。
今年こそは悪玉コレステロールを減らしましょう。
生活改善をすべき内容
食 生 活
まずはこれが優先です。
🍦極力摂らないようにすべき食品
・動物性の脂(肉類、魚卵、バターなど)
・糖質の多い食べ物(お菓子、甘いジュース、アルコールなど)
🍄積極的に摂りたい食品
・青魚(サバ、いわし、さんまなど)
・植物油(オリーブオイル、アマニ油、えごま油)
・野菜全般
・食物繊維(ひじき、大豆など)
🍰食べ過ぎないためのポイント
・ゆっくりよく噛む。
時間がかかると食べている間に、脳が栄養が入ってくると感知するので、早く満腹感を感じることができます。
また時間をかけると食べたと言う記憶が残るので、間食が減ります。
・夕食は早めに済ませる。
・大皿からおかずを取るのではなく、一人分ずつ取り分ける。
バイキングはしばらく禁止ですね。
運 動
食生活に次いで大事なのは、運動です。
運動と言っても水泳、ジョギング、ウォーキングをしなければならない と言うのではありません。
これらをすれば、コレステロール値だけではなく、健康にもいいのでぜひ始めて欲しいです。
しかし色んな事情で難しい場合は、何がしら体を動かしてみましょう。
🥎食後はゴロゴロしない
食後は満腹感で動くのがおっくうだと思います。
しばらくのんびりしていたいところですが、動きましょう。
・まずは立ち上がりましょう
・そして食べた食器を片付ける。
・周囲で片付いていない、汚れている部分などを見つけたら、簡単にキレイにしましょう。
これで食事で摂った炭水化物や脂は体内に留まらず、必要な部分へと運ばれます。
🥎肥満傾向にある人は運動量に注意する
コレステロール値を下げようと頑張る気持ちは大切なのですが、いきなりジョギングなどを始めると、まず足首を痛めます。
準備運動をし、アキレス腱を伸ばしてからにしましょう。
また心臓に大きな負担がかかるので、十分気を付けなければいけません。
肥満傾向の方は、最初はゆっくりとウォーキングから始めることをお勧めします。
それで体が慣れてきたら、ジョギングへと変えていきましょう。
悪玉コレステロールがもたらす体への影響
コレステロール値が高くなると言うのは、血管内に不要な中性脂肪が増えてきていると言うことです。
血液がコレステロールを運んでいる分にはいいのですが、それが徐々に血管の壁に付着していきます。
その結果、血管の壁が硬くなり、そして細くなりますので、動脈硬化になるのです。
それが進行すると心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすのです。
コレステロールは必要なの?
必要ですね。
不必要なのは悪玉コレステロールです。
善玉コレステロールは血液内で余ったコレステロールを肝臓に戻してくれる役目をしてくれます。
またコレステロールが不足すると、髪や皮膚がぱさつき血管も弱まってきますので、脳内出血になる可能性もあります。
また中性脂肪も多いと体に良くないのですが、少ないと体温を一定に保てなかったり、必要な時のエネルギー源がなくなるのである程度はなくてはならないのです。
まとめ
コレステロール値が少々高い場合は、徐々に下げようと思うのですが、とても高い場合は焦るあまり、気持ちだけが空回りしてしまいます。
頑張るが結果がでない、焦るけど思うような数値が出ないとなると今度はストレスが溜まります。
そうならない為にも、コレステロールが高めのかた、予備軍のかた、早期対応を心がけましょう。